易経研究家 竹村亞希子

占いでなく
古代の智慧を生かす

講演会・セミナー情報

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直近の講演・セミナー情報


一般の方が参加可能な易経講座やセミナーのお知らせです。
※全国各地、どなたでもご参加いただけます

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☆講演やセミナーで竹村亞希子が主催するものは一つもありません。
 それぞれ主催者がいらっしゃいます。
  予約が不要のものもあります。

ほとんどの私の講演は、企業や官庁関係の主催のため
 一般の方はお聴きいただけません。
 こちらに紹介する講演やセミナーは、一般の方もご参加いただけます。

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どなたでも参加出来ます❣
岐阜駅で一般参加OKの易経講座(予約不要)
【長良川大学・岐阜東洋文化 共催】
人生に生かす易経 ※ご注意‼ 占いではありません。
午後、岐阜駅構内の易経講座❣

★2025年度4回目
2026年 3月7日 14時~16時
演題:【風水渙】
会 場 : 岐阜市生涯学習センター 中研修室
※三省堂書店の右側の通路を奥へずっと進むと
  ハートフルスクエアの入口があります。
会 費 : 1,000円​(予約不要)​​
主催・事務局 : 岐阜東洋文化振興会 
※お茶会・飲み会もあります。

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☆どなたでも参加出来ます❣️
​北大阪経営塾​易経講座(旧 盛和塾 会場とオンライン)
★​北大阪経営塾​易経講座
2025年度以降の易経講座の開催予定日です。​
(会場は、同様、TKPガーデンシティ大阪リバーサイドホテル
 4階会議室です。)
第51回 令和8年3月26日(木)(2025年度4回目)

★2026年度の易経講座の開催予定日
 5/28、7/23、10/22、2027年 3/25
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NHK文化センターの易経講座は、
全て、いつからでも受講出来ます。

NHK文化センター名古屋教室 
★夜の「易経」講座 (29年目に突入❣)
【現代に生きる『易経』】

 月2回、第2・4水曜 18:30~20:00(対面のみ)
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_440408.html
​四半世紀継続の長寿講座 感謝!

久し振りに皆さんで10分間の「摺り合わせ」。
そのあと発表もして頂いた。やはり盛り上がります。

4年前から十翼の繋辞伝を(64卦を復習しながら)読んでいます。
★理解のコツはたった3つ。
・覚えようとしないこと。
・分からないことを気にしないこと。
・想像力を広げて自分の人生や社会と摺合せる。
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​​​募集中です。
※現在、易経全文を読む2周目。十翼の繋辞伝を(64卦を復習しながら)20年ぶりに4年前から読んでいます。
☆中国古典「易経」を占いでなく、古代の叡智を学ぶ目的でスタートした講座です。
※易経全文を15年かけて読み込んでいます(1997年10月より)
※占いの講座ではありません。
※帝王学のTOPとされた中国古典『易経』を読み、古代の叡智を学びます。
※いつからでも途中受講できます。
※NHK文化センターは他に新規の超入門 易経講座を青山と名古屋(午後の講座)で開催しています。
「NHK文化センターでキャンセル待ちNo.1の帝王学講座」と紹介された講座です。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000071793.html

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NHK文化センター名古屋教室

★午後の「易経」講座 (教室対面型とオンデマンド)
​【<易経超入門 時の変化の法則を読む>
   『超訳易経 陰 』~陰の時代を生きる】​

 月1回、第3水曜 15:30~17:00
「教室対面」申込先:
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1224661.html

 次回は 12/17

※この講座は分からないことを気にせず読み続けていけば、難解な易経と思われがちな多くの約束事や基礎知識が知らず知らずのうちに身に付くように工夫しています。途中受講も可。半年受講後、多忙になり3ヶ月休んだ後に受講を再開されても大丈夫です。サボりながらでも継続されていけば必ず理解できるようになります。

易経は最古の帝王学でその時の解決策を教えてくれます。
「坤為地―大地と牝馬の物語」をメインに「山天大畜」「火天大有」「水風井」「艮為山」など十数卦を〇?年間かけて読み、「時中」(物事の解決策)を学びます。
☆途中受講OKです。
☆ご注意! 占いではありません。

「オンデマンド」
●配信開始日:原則第4木曜 ●視聴期間:2週間
 申込先:
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1226306.html
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NHK文化センター青山教室

★午後の「易経」講座 (教室対面型とオンライン)
【<易経超入門 ~ 64卦を読み解く】

 月1回、第4金曜 16:15~17:45
「教室対面」申込先:
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1247398.html
ハイブリッド式なのでオンライン講座もあります。

​​次回は 2026年 1/16, 2/20, 3/13

★青山は原則、1卦(ひとつの物語)を1回90分で読み切ります。
※この講座は分からないことを気にせず読み続けていけば、難解な易経と思われがちな多くの約束事や基礎知識が知らず知らずのうちに身に付くように工夫しています。途中受講も可。半年受講後、多忙になり3ヶ月休んだ後に受講を再開されても大丈夫です。サボりながらでも継続されていけば必ず理解できるようになります。

☆途中受講OKです。
☆ご注意! 占いではありません。

「オンライン」
●翌月曜日より2週間の見逃し配信があります。
 申込先:
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1238192.html

​​毎回1卦ずつなので、​短期間で64卦を押さえる​ことが出来ます。
なるべく短期間で易経全体を把握したい場合は青山講座をおススメします。

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​​【陰を生じさせる恩返しを】
 
リーダーはいつか退くことを考えて、
後継者、次の時代を担っていく人たちを育てるべきです。
これは譲る精神と受け容れる精神がなかったらできません。
 
よく、「恩返しはどうすればいいのか」と聞かれます。
私たちはいろんな人たちに恩がありますが、
考えてみてください。
付け届けすればいいということではありませんね。
 
社会の仕組みを整え、
次の世代にバトンを渡すことが恩がえしです。
次の人に惜しみなく受け渡す。
ですから、飛龍になった時から
自分のライバルを育てなくてはならないのです。
それが陰を生じさせるということです。

   『超訳 易経 陽』赤本より

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【易経を読むことと易占いとの違い】

易占いとは、筮を立てて得た卦を使って、どんな時かを知り、
いま起きている問題への対処法を知るための術です。
その都度占わないと答えは出ません。
 
一方、私がこれからお話ししていく易経とは、
人生で起こるあらゆる問題の解決法
(これを易経では「中する」といいます)が、
あの手この手を使って書いてある書物のことで、
占って得た卦だけを読むというものではありません。
 
誤解を恐れずに言うならば、
易経は「陰」と「陽」で「中する」ということを
伝えるために書かれた書物で、
 
この重要な三点について、64種類の卦と384の小話を使って、
手を変え品を変え私たちに伝えようとしているものなのです。
 
※「中する」は、ものごとに手を入れること、解決策です。
 そして、易経はその根拠を自然においています。
 自然に習え、自然をよく観なさい、と。

     ​『超訳 易経 陰』(新泉社)青本より​

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【災難を逃れるには?】

良寛さんのことにも触れておきます。七十一歳の良寛さんが故郷の新潟で大地震があった時に同郷の俳人・山田杜皐に送った手紙に次のような内容があります。

災難にあう時節には災難にあうがよく候
死ぬる時節には死ぬがよく候
是ハこれ災難をのがるゝ妙法にて候

注意をして生きることは大切です。
災害が起きても、被害が大きくならないように対策を練っておくことは絶対に必要なことです。

しかし、起きてしまったならば、それをあるがままに受け入れることが災難を逃れる方法だと良寛さんは言っています。
これが「天雷无妄」の心です。

もしかすると、真の災難はそれを恐れるがあまり、必要以上に警戒して毎日を前向きに生きられなくなったり、共に生きる人たちを信じられなくなったりすることかもしれません。

いずれにしても、人類が生きていく限り、災害をはじめとする不測の事態は必ずやってきます。災害に遭った時は「天雷无妄」の卦を思い出してみてください。

そういう教えがあるのだと知っているのと、突然遭遇してあたふたするのとでは対処の仕方も心の持ちようも違ってくるはずです。

   ​『春の来ない冬はない』(実業之日本社)より​

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  『易経一日一言』
※易経一日一言を一年間通して読まれれば、
易経に書かれているおおよその内容を把握出来ます。

☆本当は一日一言は毎日投稿した方が良いのですが、
時間に追われているため、数日分を纏めてUPしています。

易経一日一言は12月20~26日です。
※易経一日一言を一年間通して読まれれば、
易経に書かれているおおよその内容を把握出来ます。
 
~帝王学の書~12月20日の『易経一日一言』(致知出版社)

   ☆消息盈虚☆

君子の消息盈虚(しょうそくえいきょ)を尚(たっと)ぶは、
天の行(おこない)なればなり。
      (山地剥)

 
山地剥(さんちはく)の「剥」は剥(そ)ぎ落とす、削る。
陰の勢いが盛んになり、陽が衰える時で、陥落、崩壊などを意味する。
 
「消息盈虚」とは消えてはまた息吹き、 満ちてはまた虚しくなること。
 
朝は夜になり、夜はまた朝になるように、
陰陽二つの気が入れ代わり立ち代わり変化することをいう。
 
易は変を尊ぶ。
変化がなければ、発展もない。
過酷な時代の到来にも、進退を決し、応じていくことが大切である。
 
 
 
 
~帝王学の書~12月21日の『易経一日一言』(致知出版社)

  ☆一陽来復☆
 
その道を反復し、七日にして来復す。
      (地雷復)

 
「一陽来復」は冬至の別称。
地雷復(ちらいふく)は冬至を表す卦(か)である。
冬至は陰が極まって陽が復ってくる分岐点。
そこからこの卦(か)は、回復、復活、復帰の時を説く。
 
「七日にして来復す」とは、陽の極みであった夏至から数えて七か月、
七回の変化をして陽が戻ってくること。
 
冬至は一年で最も日が短く、冬が極まって頂点に達する時。
この日を境に日は伸びて、春へと向かう。
冬至は陰の極みであり、極まった瞬間に陽への切り替えが起きる。
 
しかし、「一陽来復」とはいっても、
冬至の後に小寒、大寒があって冬本番の寒さが訪れる。
ようやく春の訪れを実感できるのは、立春のころである。
 
「一陽来復」は易経が教える「兆し」なのである。
陰から陽に流れが切り替わったが、
切り替わった時点では、その変化は実感できない。
だが、物事には春夏秋冬のような
陰陽の道を反復する法則と転換点が必ずある。
その法則性を知り、
目に見えない兆しを観る目を養おうとするのが易経である。
 
 
 
 
~帝王学の書~12月22日の『易経一日一言』(致知出版社)

  ☆至日(しじつ)に関を閉じる☆
 
先王もって至日に関を閉じ、
商旅(しょうりょ)行かず、
后(きみ)は方を省みず。
   (地雷復)

 
「至日」とは冬至の日。
新しい陽気が回復する「一陽来復」の時である。
 
古代中国では、冬至には関所を閉じ、
商人や旅行者の通行を止めた。
また、君主は政や四方の地の巡行視察を休んで陽気を養った。
 
冬至は生じたばかりの陽の力を養い育てる再出発の日という意味で、
今後の一年を想う日であったのである。
 
 
 
 
~帝王学の書~12月23日の『易経一日一言』(致知出版社)

  ☆易経の原理☆
 
その名を称すること雑なれども越えず。
於(ああ)その類を稽(かんが)うるに、それ衰世の意か。
        (繋辞下伝)

 
易経はさまざまな事象を表し、雑多な言葉で表現されているが、
原理原則の筋道を越えることはない。
 
そこに禍を憂い、警戒する教えが多いのは、
栄えたものは必ず衰え、乱れるという栄枯盛衰の原理を
自らの身をもって経験した人が記しているからである。
 
※周の文王が殷の紂王によって羑里(ゆうり)に幽閉された時期に、
 周易を書いたという伝承。
 
 
 
 
~帝王学の書~12月24日の『易経一日一言』(致知出版社)

  ☆老いを楽しむ☆
 
日昃(かたむ)くの離(り)なり。
缶(ほとぎ)を鼓(う)ちて歌わざれば、
大耋(だいてつ)の嗟(なげき)あらん。
凶なり。  
      (離為火)

 
「日昃(かたむ)くの離(り)なり」とは、
一日の終わりに日が西に傾くことをいう。
 
「大耋(だいてつ)」は九十才、百才の大老。
人生の終末を日用の酒器(缶)を叩いて歌い楽しめないならば、
老いを歎くだけになる、という意味になる。
 
必ず日が傾くように、人間も年をとり、没し、
次の生命に役割を受け継いでいく。
生あるものは必ず死すという事実を受け入れて、
天命の終わりを楽しもう。
没したくないと思うのは、時を知らない人である。
 
 
 
 

~帝王学の書~12月25日の『易経一日一言』(致知出版社)

  ☆一日を精一杯生きる☆
 
日(ひ)、中(ちゅう)すればすなわち昃(かたむ)き、
月盈(み)つればすなわち食(か)く。
天地の盈虚(えいきょ)は、時と消息す。
        (雷火豊)

 
雷火豊(らいかほう)は豊かな時をいかに保つかを説く卦(か)である。
 
太陽は中天に上れば、次には必ず西に傾く。
月は満ちれば必ず欠ける。
満ちるも欠けるも時と共に変化していく。
 
人も栄枯盛衰を免れないが、憂いてもしかたない。
 
豊かで盛んな勢いを失わないよう、日々できるかぎり努力して、
明知・洞察の力を磨き、行動することである。
 
 
 
 
~帝王学の書~12月26日の『易経一日一言』(致知出版社)

  ☆智 慧☆
 
易簡(いかん)にして天下の理(ことわり)得らる。
       (繋辞上伝)

 
易(やさ)しく、簡潔な時の変化の道理を知り、
日々に用いることで、天下の理(ことわり)を知り得る。
 
一日は朝昼晩、一年は春夏秋冬、順序を違えず巡り、
人間もまた誕生・成長・成熟を経て衰え、混沌に帰る。
 
万象はこの原理原則に従って変化する。
この理法を日々の実践に活かすことで、世の中の複雑な出来事に、
単純明快にして簡潔な一本の道筋を見出すことができる。
それが天下の理(ことわり)であり、それをつかむ実践を智慧という。
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​『易経一日一言』(致知出版社)竹村亞希子=編​

ジャコメッティ 歩く男

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    【手放すTALK LIVE#31】 経営と人生に活かす「易経」 自分らしく生きるためのヒント ダイジェスト

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