易経研究家 竹村亞希子

占いでなく
古代の智慧を生かす

講演会・セミナー情報

新しい講演会・セミナー情報は楽天blog3の方をご覧ください。

直近の講演・セミナー情報


一般の方が参加可能な易経講座やセミナーのお知らせです。
※全国各地、どなたでもご参加いただけます

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☆講演やセミナーで私が主催するものは一つもありません。
 それぞれ主催者がいらっしゃいます。
  予約が不要のものもあります。

ほとんどの私の講演は、企業や官庁関係の主催のため
 一般の方はお聴きいただけません。
 こちらに紹介する講演やセミナーは、一般の方もご参加いただけます。

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一般参加OKの「易経」ハイブリッド講座 のお知らせです。

易経講座 一般参加の皆様へ
      北大阪経営塾 特別幹事:中村雄一 檜山哲 種橋伯子

【竹村亞希子先生 「第49回易経講座」 開講のご案内】

拝啓 竹村亞希子先生の易経講座です。
世界最古の帝王学「易経」から、険難を乗り越えた聖賢の素晴らしい言葉に触れ、
兆しを観る力を養いましょう。大変貴重な講座です。
前回同様、ハイブリッド開催です。
会場参加か、オンライン参加を選択頂けます。
奮ってご参加下さい。
初参加の皆様も大歓迎です。※申込〆切9月21日(日)
                   敬具
 
竹村亞希子先生・・・易経研究家。東洋文化振興会相談役。1949年名古屋生まれ。
『易経』を占いでなく、古代の叡智の書としてわかりやすく紹介。
著書:『人生に生かす易経』『「易経」一日一言』『超訳・易経』『リーダーの易経』等多数。
< 最新刊 ~時の変化の法則の書~『春の来ない冬はない』~易経のおしえ~ 好評発売中!!>​​​​


日 時:令和7年9月25日(木)午後6時スタート(受付開始午後5時45分)
       午後6:00~午後8:30 勉強会

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当日、竹村先生が作られたレジュメを配布します

今回、教えて頂く卦は、

艮為山~止まるべき時には止まる~』

 サンプルモデルは
 セリーナ・ウィリアムズに勝った時の大坂なおみ選手です。
 

​​ 会 場:TKPガーデンシティ 大阪リバーサードホテル 4階 会議室 
   〒534-0027大阪市都島区中野町5-12-30 TEL:06-6928-3251
 
人数制限:​会場参加 ⇒【申込先着80名様】
     オンライン参加⇒【申込先着100名様】​

 
  ①会場参加申込の皆様:
   ・会費3,000円を当日受付にて集金。当日、レジュメを配布。
   ・ホテルの駐車場は利用頂けません。
 
  ②オンライン参加申込の皆様:
  ・オンライン参加登録後、会費3,000円を下記口座にお振込み下さい。
入金を確認できた方に、9月23日(火)迄に、ZoomミーティングルームURLとレジュメをメールにて配信致します。
(振込手数料はご負担ください。お申込者のご都合で、お振込み後にキャンセルされました場合、返金は致しかねますので、予めご容赦下さい。)
 
口座: 三菱UFJ銀行 大阪京橋支店 (普)0167012
名義: 北大阪経営塾 代表 山之口良子 (キタオオサカケイエイジュク ダイヒョウ ヤマノクチヨシコ)
 
  備 考:・懇親会にはご参加頂けません。
   ​【申込締切期限: 9月21日(日)】​
 

【参加申込方法】

≪会員登録されていない方 (会員番号を取得されていない方)≫
① 北大阪経営塾ホームページ(https://kitaosaka.jp/)にアクセス頂き、画面左側の「塾生専用Webサイト」をクリックして下さい。
次の画面の「一般参加者専用会員登録」をクリックし、まずは、会員登録の手続きを行ってください。
② その際、登録頂くメールアドレスは、Eメールかフリーメールのアドレスでお願い致します。
キャリアメールは、後日お送りする資料が、容量規制の為、お送りできない場合がございますので、キャリアメールでの登録はご遠慮ください。
・Eメール=パソコンで使用するメール
(契約しているプロバイダから支給されるメールアドレス、自社のアドレス等)
・フリーメール=Gmail、Yahooなどのメール
・キャリアメール​=docomo、softbank、auなどのメール​

③ 一営業日以内に、「北大阪経営塾㏋」名にて、登録頂いたメールアドレスに、会員番号(6桁の半角数字)をご連絡致します。
会員登録だけではなく、下記以降の手順で参加登録まで行って頂かないと、参加まで登録頂いたことにはなりませんので、ご注意下さい。
(参加登録されないと、資料やZoomのURLを後日お送りすることができません。)
④ 会員番号を取得されましたら、今後、易経講座のご案内を開催日一か月前に、自動的に配信させて頂きます。

≪会員登録をされた方 (会員番号を取得された方)≫
⑤ 「塾生専用Webサイト」から会員番号を入力してログインし、参加登録願います。(会員番号とパスワードは同じです。)
⑥ 参加登録頂いた直後、「北大阪経営塾㏋」名にて、参加確認のメールが自動配信されます。
⑦ 取得された会員番号は一過性の番号ではなく、今後開催される易経講座への参加申込に必要となりますので、大切に保管なさって下さい。

                       以上​​

 

★北大阪経営塾易経講座
2025年度、今後の易経講座の開催予定日。
3.令和7年12月4日(木)

4.令和8年3月26日(木)


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どなたでも参加出来ます❣
岐阜駅で一般参加OKの易経講座(予約不要)
【長良川大学・岐阜東洋文化 共催】
人生に生かす易経 ※ご注意‼ 占いではありません。
午後、岐阜駅構内の易経講座❣
​​2025年 10月4日(土)14~16時
演題:【兌為沢~悦(よろこ)び・悦ばす~朋友講習】
会 場 : 岐阜市生涯学習センター 中研修室
※三省堂書店の右側の通路を奥へずっと進むと
  ハートフルスクエアの入口があります。
会 費 : 1,000円​(予約不要)​​
主催・事務局 : 岐阜東洋文化振興会 
※今回
 10/4のみ、お茶会・飲み会はありません。

☆2025年度 今後の開催予定日:
 2026年 3/7(2025年度4回目)
※いずれも第1土曜日です。​​

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​​​【東洋文化振興会】再開が 決定しました❣​​​

★一般の方がご参加いただける易経講座

【東洋文化振興会】易経は年1回のみ。
今年のみ要予約。 
25名まで

人生に生かす易経 ※ご注意‼ 占いではありません。
​2025年​10月11日(土)14~16時
演題:​【天火同人~同人野(や)においてす】
※儒家の基本書「五経」の一つ「易経」は、東洋最古の書物です。
 その「易経」には時の変化の法則とそれぞれの時の解決策が書かれています。
 その時その状況にぴったりの事を行えば物事が亨(とお)る、
 これを「時中」とい​います。
「天火同人」は「同人雑誌」の語源。
 ​​
一人の力では出来ない目的に、志を同じくして一致協力して臨む。
 まとまった時に大きな力になり、困難に打ち勝って目的を貫徹する。​​​ 

新会場:名古屋駅前の「ウインクあいち」1108室です。​​​

​​​​​※2025年今回のみ狭い会議室(40~50人規模)​ のため​予約が必要です。​

​予約方法:下記チラシ左下のlineラインからご予約ください。

LINEのURLは
https://line.me/ti/p/EHBwM6ccTr

会 費 :会員は1000円。一般参加は2000円。但し学生は1000円

主催・事務局 : 東洋文化振興会

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どなたでもご参加いただけます❣ 10/31(金)

NHK文化センター梅田教室1日講座(対面型とオンデマンド)
 令和7年10月31日(金)14:30~16:00
タイトル:【中国古典「易経」を読む
          ~山水蒙~】

「山水蒙」は啓蒙、教育の基本姿勢を説いている卦。​

​​福沢諭吉の「開発」教育、吉田松陰の「啓発」教育などの
基になった考え方を読んでみましょう。

★対面型 教室受講
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1319492.html

★オンデマンド配信
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1320715.html

 ※講義3日後より録画講義を視聴するオンデマンド講座

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どなたでもご参加いただけます!

2025年の新 博多易経講座 は残り1回で2種類の卦を読みます。

​新 博多易経講座
 日程:第8回 ​
 11月7日(金) 山地剥、地雷復、
              冬至占のやり方

【世界一わかりやすい易経講座】
⭐️竹村亞希子先生の新博多易経⭐️
「易経は難しい」と思っていませんか?
でも、実は 人生を豊かにするヒント がたくさん詰まっています!
易経の第一人者 竹村亞希子先生 が、現代の具体例を交えて わかりやすく解説。
経営・子育て・人材育成… あらゆる場面で活かせる知恵を学べます。
🟠 ハイブリッド開催!(会場+オンライン)
🟠 後日アーカイブ配信あり!(参加者限定)
🟠 初心者大歓迎!
「易経を知れば、人生がもっと楽しくなる」
この機会に 一生モノの学び を手に入れませんか?
11月7日 金曜日
14時〜17時ホテルクリオコート博多
希望者は先生との懇親会に参加🉑
お申込みは下記フォームへ
https://00m.in/ToJIK

 

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どなたでもご参加いただけます❣ 11/15(土)

NHK文化センター浜松教室1日講座(対面型とオンライン配信)
 令和7年11月15日(土)14:30~16:00
タイトル:【中国古典「易経」を読む
   ~ 「坎為水(かんいすい)~一難去ってまた一難」】

★対面型 教室受講

https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1320006.html
★オンライン配信
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1322001.html

 ※見逃し配信が2週間。

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中国古典「易経」は東洋最古の書物です。その「易経」には時の変化の法則が64の物語として描かれ、それぞれの時の解決策が書かれています。その時その状況にぴったりの事を行えば物事が亨る、これを「時中」といいます。

今回は ​「坎為水(かんいすい)」​ を読みます。
「坎為水」は四大難卦の一つで険難が度重なる時。
その険難から脱する術を説く卦。
「坎為水」の別名「習坎(しゅうかん)」は水に習う。
どのようにして険難を乗り越えるのか、その教えを読んでみましょう。
丁寧に読み進めますので、易経が初めての方もどうぞご参加ください。

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NHK文化センターの定例の易経講座は全て、いつからでも受講出来ます。
(夜の講座はキャンセル待ちが多い)

NHK文化センター名古屋教室

★夜の「易経」講座 (28年継続)
【現代に生きる『易経』】

 月2回、第2・4水曜 18:30~20:00(対面のみ)
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_440408.html

久し振りに皆さんで10分間の「摺り合わせ」。
そのあと発表もして頂いた。やはり盛り上がります。

4年前から十翼の繋辞伝を(64卦を復習しながら)読んでいます。
★理解のコツはたった3つ。
・覚えようとしないこと。
・分からないことを気にしないこと。
・想像力を広げて自分の人生や社会と摺合せる。
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10月期からの募集が開始しました。

10月から21階 216教室に戻ります。(55人収容)
9月時点で54名の方が受講されているため、
お申込みが遅れる方はキャンセル待ちになります。

NHKビルの6階大会議室はコロナ用に別料金で借りていました。

四半世紀継続の長寿講座 感謝❣
※現在、易経全文を読む2周目。十翼の繋辞伝を(64卦を復習しながら)20年ぶりに4年前から読んでいます。
☆中国古典「易経」を占いでなく、古代の叡智を学ぶ目的でスタートした講座です。
※易経全文を15年かけて読み込んでいます(1997年10月より)
※占いの講座ではありません。
※帝王学のTOPとされた中国古典『易経』を読み、古代の叡智を学びます。
※いつからでも途中受講できます。
※NHK文化センターは他に新規の超入門 易経講座を青山と名古屋(午後の講座)で開催しています。
「NHK文化センターでキャンセル待ちNo.1の帝王学講座」と紹介された講座です。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000071793.html

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NHK文化センター名古屋教室

★午後の「易経」講座 (教室対面型とオンデマンド)
​【<易経超入門 時の変化の法則を読む>
   『超訳易経 陰 』~陰の時代を生きる】​

 月1回、第3水曜 15:30~17:00
「教室対面」申込先:
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1224661.html

8/20(水)は
「水風井~井戸の機構と機能に習う」

 9/17, 10/15, 11/19, 12/17

※この講座は分からないことを気にせず読み続けていけば、難解な易経と思われがちな多くの約束事や基礎知識が知らず知らずのうちに身に付くように工夫しています。途中受講も可。半年受講後、多忙になり3ヶ月休んだ後に受講を再開されても大丈夫です。サボりながらでも継続されていけば必ず理解できるようになります。

易経は最古の帝王学でその時の解決策を教えてくれます。
「坤為地―大地と牝馬の物語」をメインに「山天大畜」「火天大有」「水風井」「艮為山」など十数卦を〇?年間かけて読み、「時中」(物事の解決策)を学びます。
☆途中受講OKです。
☆ご注意! 占いではありません。

「オンデマンド」
●配信開始日:原則第4木曜 ●視聴期間:2週間
 申込先:
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1226306.html

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NHK文化センター青山教室

★午後の「易経」講座 (教室対面型とオンライン)
【<易経超入門 ~ 64卦を読み解く】

 月1回、第4金曜 16:15~17:45
「教室対面」申込先:
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1247398.html

ハイブリッド式なのでオンライン講座もあります。
次回は 9/19
​テーマは「水山蹇」サンプルモデルは八甲田山​

次回は 9/19
​テーマは「水山蹇」サンプルモデルは八甲田山​

★青山は1卦(ひとつの物語)を1回90分で読み切ります。

※この講座は分からないことを気にせず読み続けていけば、難解な易経と思われがちな多くの約束事や基礎知識が知らず知らずのうちに身に付くように工夫しています。途中受講も可。半年受講後、多忙になり3ヶ月休んだ後に受講を再開されても大丈夫です。サボりながらでも継続されていけば必ず理解できるようになります。

☆途中受講OKです。
☆ご注意! 占いではありません。

「オンライン」
●翌月曜日より2週間の見逃し配信があります。
 申込先:
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1238192.html

​​毎回1卦ずつなので、​短期間で64卦を押さえる​ことが出来ます。
なるべく短期間で易経全体を把握したい場合は青山講座をおススメします。

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​​【マネジメント能力を養う】

さて、乾てきの段階の大敵は、マンネリズムに陥ることです。
この段階になると、基本的なことはなんなくこなせるようになりますから、
かなりの意志を持って対していないと、慣れからマンネリ化が起きます。
 
マンネリズムに陥ると何が起こるでしょうか。
気が緩んでほんの小さなトラブル、凡ミスが起こってきます。
ささいな凡ミスは「注意不足だったな」と、
自分も軽い気持ちで済ませてしまいますし、
上司も凡ミスに対しては「気をつけろよ」で終わらせます。
つまり恥をかいたり、怒鳴られたり、手痛い思いをしなくて済むのです。
 
ところが、起きてはならないはずのミスとは、
実は日常的なささいなミス、いわゆる凡ミスです。
人間は小さな小石につまずき、大きな石や岩にはつまずきません。
これしきのことにつまずくのです。
不祥事が起こるのは、小石につまずくような、
日常のささいなミスの積み重ねによります。
小さなミスを当たり前のように見過ごすという
悪い癖付けが積み重なった結果です。
 
しかし、ここで問題意識を持つという良い癖を付けたなら、
それは大成長、大発展の礎となります。
薄皮を重ねるように厚い層になって、ある時、
積み重ねた量が質に転換して、技に変わるのです。
凡ミスを見逃すという悪い習慣も同じで、
薄皮を積み重ねるように膨らんでいきます。
ハッと気付いた時には、大事件、大事故に発展していくのです。
 
「乾てき」の実践を癖づけることで、
なぜミスが起きたのかという問題意識が育ち、
トラブルのパターンを認識できるようになります。
そして、よく似たパターンが出てきた時に、
前もって問題を察知できるようになります。
 
ですからこの段階は、とにかく量稽古です。
あらゆる経験を積むために果敢に仕事に挑む。
すると、突然、本物の技が生まれ育ってきます。
どのような問題が起きても、工夫して対処できるようになる。
さらには、問題を未然に防いで目的を達成できるようになる。
そして、こうしたコツがつかめてくる。
これがマネジメント能力、問題対処能力といわれるものです。
 
この能力が、リーダーになった時に、
不祥事を起こさないための危機管理能力につながっていきます。

   『超訳 易経 陽』赤本より


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【人を見る目】

人を見る目が養われるのは、
社会の最下層にいる不遇の時代です。
世の中に認められ、それなりの立場になると、
人は本心を見せなくなります。
 
世間の風当たりの強い時こそ、
嘘偽りのない人の心根に触れ、
人情の機微を知ることができます。
 
不遇な自分に対する人々の接し方から、
思いやりの大切さや人への応対の根本を学びます。

     ​『超訳 易経 陰』(新泉社)青本より​
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​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​  『易経一日一言』

※易経一日一言を一年間通して読まれれば、
易経に書かれているおおよその内容を把握出来ます。

☆本当は一日一言は毎日投稿した方が良いのですが、
時間に追われているため、数日分を纏めてUPしています。

易経一日一言は9月15~22日の8日分です。
※易経一日一言を一年間通して読まれれば、
易経に書かれているおおよその内容を把握出来ます。
 ~帝王学の書~9月15日の『易経一日一言』(致知出版社)

  ☆我行かん☆

独立して懼(おそ)れず、世を遯(のが)れて悶(うれ)うることなし。
      (沢風大過)

 
沢風大過(たくふうたいか)は、国や組織が倒れかかり、
危急存亡に瀕した時の行動を教える卦(か)。

危急の時、リーダーは自分の力量を超え、過ぎた行いをしなければ、
危機からは逃れられない。
周りや世間がどんなに非難しても、苦悶せず、
良しとした志を懼れず流されずに貫き通すことである。
 
大変な非常時には逃げるのではなく、
「我行かん」と勇気を持って進んで行かなければならないと教えている。
 
 
 
 
~帝王学の書~9月16日の『易経一日一言』(致知出版社)

  ☆恐懼修省☆
 
恐懼(きょうく)修省(しゅうせい)す。
      (震為雷)

 
震為雷(しんいらい)の卦(か)は、
突発的な出来事、ハプニング、トラブルへの対処を教える。
 
雷鳴と稲妻には驚かされるが、過ぎてしまえば、
「あの時は驚いた」と笑い合えるものである。
 
同じく、突発的なハプニングが起きた時はパニックを惹き起こすが、
被害がなければ驚いただけで忘れてしまう。 
 
しかし、そうであっても恐れ戒めて反省し、
次に起こった場合に備えて対処すべきであるという。
  
 
 
 
~帝王学の書~9月17日の『易経一日一言』(致知出版社)

  ☆創業時の心得☆

震(うご)きてもって鬼方(きほう)を伐(う)つ。
三年にして大国に賞せらるることあり。
      (火水未済)

火水未済(びせい)は
未完成から完成に向かう時を表す創業の卦(か)であり、
水火既済(きせい)は
完成から未完成に向かう時を表す守成の卦である。
 
水火既済の辞に
「高宗(こうそう)、鬼方を伐つ」とあるが、
名君といえども、守成の時に戦を起こしては国力が衰える。
 
火水未済は、
創業時は、力を着実に付けながら
勇気をもって積極果敢に前進せよと教えている。
奮い動いて蛮族に戦を挑めば、三年後には大国に封ぜられると。
 
 
 
 
~帝王学の書~9月18日の『易経一日一言』(致知出版社)

  ☆「節」の徳☆
 
数度(すうど)を制し徳行(とっこう)を議(ぎ)す。
       (水沢節)

 
「数度(すうど)を制し」とは、数々の事柄において、
度合いの違いを踏まえること。
 
国や組織のリーダーたる人は、数々の事柄の度合いを知り、
その時々、適度に事にあたらなくてはならない。
 
度は過ぎても過ぎずとも弊害が起きる。
その時の分限に合わせた度合いを考え、
最適な条件を備えた規則を設ける。
そのうえで自由に活動することが、「節」の教える徳である。
 
 
 
 
~帝王学の書~9月19日の『易経一日一言』(致知出版社)

  ☆己に克つ☆

礼にあらざれば履(ふ)まず。
    (雷天大壮)

 
雷天大壮(らいてんたいそう)の卦(か)は
大いに壮(さか)んな勢いの時を説く。
 
「礼」はマナー・礼儀であるが、
ここでは「己に克つ」ことを指している。
 
何をやってもうまくいくような勢い壮んな時は
大胆に豪快に行動すべきである。
 
しかし、勢いがあるだけに自制することが難しくなる。
克己心がないとコントロールがきかなくなり、
時には善悪の判断さえも失い、非道も平気で行うようになってしまう。
 
この言葉は、そうした時に「礼」の道でなければ
絶対に履み入れてはいけないと戒めている。
 
この礼については、孔子、老子も次のように記している。
 
孔子は、己に克ちて、禮に復(かえ)る。
老子は、自ら勝つ、之を禮という。
中庸は、中立して、流れず。
 
 
 
 
~帝王学の書~9月20日の『易経一日一言』(致知出版社)

  ☆機 密☆
 
乱の生ずるところは、すなわち言語もって階をなす。
君密ならざるときはすなわち臣を失い、
臣密ならざるときはすなわち身を失い、
幾事密ならざるときはすなわち害成る。
      (繋辞上伝)

 
「階」とは段階のこと。
物事の乱れが生じるのは、まず人の言葉がきっかけになる。
 
言って良いこと悪いこと、言うべきこと、
言わざるべきことの節度を持たなければ、
君主は臣下を失い、臣下は己の身を滅ぼす。
 
「幾事」とは、取り扱いが大切な事柄。
機密を軽率に口に出せば、必ず害になる。
 
 
 
~帝王学の書~9月21日の『易経一日一言』(致知出版社)

  ☆困苦の時の対処☆

言うことあるも信ぜられずとは、
口を尚(たっと)べばすなわち窮するなり。
      (沢水困)

 
沢水困(たくすいこん)の卦(か)は
困窮する時を説き、易経四難卦の一つに数えられる。
 
「困」の字は、囲いの中にある木。
行き詰まって困り、苦しみ悩むことを意味する。
 
「言うことあるも信ぜられず」とは、
困窮した時は言うことを信じてもらえない。
弁解や虚偽はもちろん、正しい内容であっても、
弁舌で難を逃れようとすると、ますます行き詰まる。
こういう時は、口を閉ざし、沈黙しているほうがいい。
 
 
 
~帝王学の書~9月22日の『易経一日一言』(致知出版社)

  ☆敬 と 義 ☆
 
敬(けい)以(もっ)て内を直くし、義以て外を方にす。
敬義(けいぎ)立てば徳(とく)孤(こ)ならず。
       (文言伝)

 
「敬(けい)」は、うやまうという意味ではなく、心を引き締める、
慎重にすること。
 
つつましくあることで心の内をまっすぐにし、
正義にしたがうことで外に向かって行動する姿勢を正していく。
 
この敬と義を備えていれば、その人の徳は一つだけに止まるはずはない。
自然に多くの徳が積み重なって大きく盛大になり、
また周囲にも良い影響を及ぼしていくものである。
​​​​​​​​
 
​『易経一日一言』(致知出版社)竹村亞希子=編​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

ジャコメッティ 歩く男

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どなたでもご参加いただけます❣ 10/31(金)

NHK文化センター梅田教室1日講座(対面型とオンデマンド)
 令和7年10月31日(金)14:30~16:00
タイトル:【中国古典「易経」を読む
          ~山水蒙~】

「山水蒙」は啓蒙、教育の基本姿勢を説いている卦。​

福沢諭吉の「開発」教育、吉田松陰の「啓発」教育などの
基になった考え方を読んでみましょう。​​​

★対面型 教室受講
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1319492.html

★オンデマンド配信
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1320715.html

 ※講義3日後より録画講義を視聴するオンデマンド講座

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どなたでもご参加いただけます!

2025年の新 博多易経講座 は残り1回で2種類の卦を読みます。

​新 博多易経講座
 日程:第8回 ​
 11月7日(金) 山地剥、地雷復、
              冬至占のやり方

【世界一わかりやすい易経講座】
⭐️竹村亞希子先生の新博多易経⭐️
「易経は難しい」と思っていませんか?
でも、実は 人生を豊かにするヒント がたくさん詰まっています!
易経の第一人者 竹村亞希子先生 が、現代の具体例を交えて わかりやすく解説。
経営・子育て・人材育成… あらゆる場面で活かせる知恵を学べます。
🟠 ハイブリッド開催!(会場+オンライン)
🟠 後日アーカイブ配信あり!(参加者限定)
🟠 初心者大歓迎!
「易経を知れば、人生がもっと楽しくなる」
この機会に 一生モノの学び を手に入れませんか?
11月7日 金曜日
14時〜17時ホテルクリオコート博多
希望者は先生との懇親会に参加🉑
お申込みは下記フォームへ
https://00m.in/ToJIK

 

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どなたでもご参加いただけます❣ 11/15(土)

NHK文化センター浜松教室1日講座(対面型とオンライン配信)
 令和7年11月15日(土)14:30~16:00
タイトル:【中国古典「易経」を読む
   ~ 「坎為水(かんいすい)~一難去ってまた一難」】

※どなたでもご参加いただけます

https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1320006.html
★オンライン配信
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1322001.html

 ※見逃し配信が2週間。

中国古典「易経」は東洋最古の書物です。その「易経」には時の変化の法則が64の物語として描かれ、それぞれの時の解決策が書かれています。
その時その状況にぴったりの事を行えば物事が亨る、これを「時中」といいます。

今回は ​「坎為水(かんいすい)」​ を読みます。
「坎為水」は四大難卦の一つで険難が度重なる時。
その険難から脱する術を説く卦。
「坎為水」の別名「習坎(しゅうかん)」は水に習う。
どのようにして険難を乗り越えるのか、その教えを読んでみましょう。
丁寧に読み進めますので、易経が初めての方もどうぞご参加ください。


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    ご視聴可能な動画

    【手放すTALK LIVE#31】 経営と人生に活かす「易経」 自分らしく生きるためのヒント ダイジェスト

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