終日パソコンの前/綸言(りんげん)汗の如し~易経一日一言

作成日:2009年11月11日

今日は原稿が随分進んだ~~~
良かった~~~~♪
~~~~~~~~~~
終日パソコンの前で原稿書きの一日。
明日は早朝から東京へ、日帰り。
内海倫先生「殿堂入り」表彰式典。
夕方、西新橋で打ち合わせ。 名古屋へ帰る。
2日分の易経一日一言です。
★11月8日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆警戒警備
君子もって戎器(じゅうき)を除(おさ)め、不虞(ふぐ)を戒む。
               (沢地萃)

沢地萃(たくちすい)の卦(か)は人や物が集まり、繁栄する時を表している。
「戎器(じゅうき)を除(おさ)め」とは、兵器を整備すること。
「不虞(ふぐ)を戒む」とは、落ち度がないか、
突発的な出来事に対応できるか警戒すること。
これはつまり、危機管理を説いている。
 
人や物が多く集まる時は、
様々な人間と物が溢れ、入り交じっているから、
思いも寄らない争いなど、事件・事故が起こりやすい。
油断して警備を怠たってはいけない。


★11月9日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆綸言(りんげん)汗(あせ)の如(ごと)し
渙(かん)のときその大号(たいごう)を汗(あせ)にす。
         (風水渙)

「渙(かん)」とは、散る、分散する、離散するという意味。
 
国内が分散する、また会社組織がバラバラになっている時、
リーダーは大号令を発する必要がある。
これを汗に喩(たと)えている。
王者の命令を「綸言(りんげん)汗(あせ)の如(ごと)し」というが、
汗は一度体から出たら戻らない。
朝令暮改(ちょうれいぼかい)の号令ではない
ということである。
 
離散した人々の気持ちを集めるため、
リーダーは的確な命を渙発(かんぱつ)しなくてはならない。

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