黄金の耳~易経一日一言

作成日:2009年12月12日

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★12月11日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆黄金(おうごん)の耳
鼎(かなえ)黄耳(こうじ)金鉉(きんげん)あり。
                (火風鼎)

鼎(かなえ)は古代中国では供物を煮炊きする大鍋の祭器であり、
国の権威を象徴するものであった。
 
この鼎には担いで運ぶために鉉(つる)を通す耳が付いている。
耳が壊れていたら供物を運べない。
そのため、鼎の耳は国の権威を保つための要として
「王の耳」に喩えられる。
 
鼎の耳に空いた穴には、
賢者の諫言・智恵・明知を表す「金鉉」が貫いているところから、
虚心に人の意見を聞く一国のリーダーの耳を「黄金の耳」という。


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